
CaSy(9215)は「家事代行」の事業を展開している企業です。
普段は、財務良好な企業を選ぶのですが、投資額が小さいこともあり今回はCaSy(9215)を購入しました。
株主優待でエアコン洗浄の「家事代行サービス」を試したいという理由もあります。
もう一つは、11月権利月に向けて株主優待の価値を上回る値上がりがあれば利益確定を狙いたい理由もあります。
リスク管理としては、家事代行が「国策」という点です。
購入後に値下がっても下値は限定的と見て継続保有に切替える予定です。
また、発行済株式数が少なく流動性が低いので国策関連のニュース等が出ると上がりやすいと思います。
国策の内容は「国家資格の創設」「家事支援サービスの利用額への税額軽減等」が検討中です。
その他、中小企業が家事代行サービスを福利厚生に導入すると費用の一部が補助される実証事業等も始まっています。
【 目 次 】
CaSy(9215)の配当
CaSy(9215)の配当は無配です。
業績は黒字を維持していましたが、今期は成長に向けた先行投資に資金を回して赤字の計画です。
CaSy(9215)の株主優待
CaSy(9215)の株主優待は、100株以上保有することで「CaSyギフト」8000円がもらえます。
2024年11月18日のIRで新設されました。
注意点として、サービス提供エリアが限られています。
ギフトとして贈ることも可能ですが、自分で利用する場合は確認が必要です。
(2026年9月1日現在)
| 株主優待(11月)・CaSyギフト券/保有期間条件なし | ||
| 保有株数 | 金額 | 備考 |
| 100株以上 | 8,000円(株主優待利回り8.2%) | |
(注1)株主優待利回り(四捨五入)は2026年8月31日の終値980円で計算しています。
(注2)株主優待利回りは優待獲得条件の下限の保有株数(100株)で計算しています。
計算例 : 株主優待価格8,000円÷100株÷株価980円=8.163%
CaSy(9215)の株主優待の継続性
CaSy(9215)の株主構成と業績から、株主優待にかかる年間コストを試算しました。
まず、大口の法人株主の受け取る株主優待は100株相当のみで微々たるものです。
そのため、法人等の株数は優待費用の計算から基本的に除外して考えます。(大株主等は売り出さない前提)
次に、直近のデータ(2025年11月30日現在)をベースに、純粋な個人株主のボリュームを計算してみます。
同社の個人株主数は2,807人で、個人の所有株式数は約1,282,200株(自己株式を除く)です。
ここから、優待対象外(または上限に達している)と考えられる以下の個人大株主(経営陣)の保有株数を除きます。
(2026年05月31日現在)
| 代表取締役 | 加茂 雄一 | 304,670株(16.27%) |
| 代表取締役 | 池田 裕樹 | 256,900株(13.72%) |
そうすると、720,630株(元代表取締役の胡桃沢精一の111,200株含む)になります。
優待獲得条件である「100株」で割ると、株主優待の対象となる最大人数は7,206人になります。
CaSyギフトの8,000円を配ると株主優待費用は5,764万円です。
その他諸経費を含めると年間約6,000万円くらいのコストになりそうです。
業績(利益)に対してコストは健全か?
株主優待開始後の2025年11月決算の利益は4,600万円でした。
この時点の個人株主数は2,807人ですので、この人数分の優待コストを支払った上で、4,600万円の利益が残っている状態です。
しかし、ここから個人株主がさらに4,000人増えるとすると、3,200万円の優待コストが増加することになります。
そうなるとギリギリ黒字といった水準です。
また、今期以降はしばらく成長投資に向けて赤字が続く見込みです。
今後の本業の成長(トップラインの拡大)がしっかり進まないと、株主優待の長期的な継続は厳しいかもしれません。
まとめ
CaSy(9215)の株主優待利回りは8.2%と高い水準です。
今期の赤字予想などを考えると、株主優待がこの先もずっと継続できるかは厳しい見方もあります。
一方で、国策銘柄でもあり底堅い業績期待という見方もあります。
そこで、私は100株だけ購入してみることにしました。
個人的に、株主優待を使ってエアコン洗浄を頼んでみたいという実用的な理由もあります。
また、11月の優待権利月にむけて株価の上昇も期待しています。
もし株価が1,200円ラインまで上がるようなら、その時は売却(利益確定)を視野に入れています。
