メガネふきでメガネを拭いても皮脂よごれが薄くのびてスッキリしない。
皮脂よごれがスッキリする使い捨てのアルコールのメガネふきはないものだろうか。
ある日、使い捨てメガネふきの存在を知りました。
そこで、レビュー評価の高い小林製薬「メガネクリーナーふきふき」を使ってみることにしました。
結論は、可もなく不可もなく普通に使えます。
デメリットはシートが小さいことと、アルコールがすぐ乾くことです。
メリットは携帯しやすく安いメガネふきよりスッキリします。
ただし、もっと効率とコスパの良いメガネをスッキリさせる方法は存在します。
この記事で分かること
- 「メガネクリーナーふきふき」の紙質、除菌効果、アルコール濃度(結論:企業秘密)など
- 「メガネクリーナーふきふき」を実際に使った感想
- 「メガネクリーナーふきふき」の代わりになるメガネふき
【 目 次 】
メガネクリーナーふきふきの「商品説明」と「使いごごち」
外箱に記載の商品説明は次のとおりです。
プラスチックレンズやマルチコートレンズなどにも利用できる記載があります。
一方、フレームがべっ甲や宝石類などの場合は使用不可です。
早速ですが「メガネクリーナーふきふき」を使ってみた具体的な感想です。
「メガネクリーナーふきふき」の大きさ
メガネを拭くときは、メガネふきの美しい部分で拭くとスッキリします。
だからシートは大きい方が美しい部分を多く使えて拭きやすいです。
「メガネクリーナーふきふき」の大きさをティッシュペーパーと比較しました。
写真のティッシュペーパーの右上のシートが「メガネクリーナーふきふき」です。
市販のボックスティッシュやポケットティッシュの3分の1程度とかなり小さいです。
シートの大きさ(10cm×13.3cm)は両方のレンズを拭くぎりぎり限界のサイズといえます。
うまく拭かないと汚れた部分でもう1回拭くことになります。
実際に何回か拭いてしまって汚れが広がる時もありました。
下手をすると2枚目を使ってしまうケースも出るでしょう。
「メガネクリーナーふきふき」のシートの質感
シートはティッシュペーパーに比べて強さがあります。
手でちぎるのに少し力がいるくらいです。
表面はエンボス加工という凹凸があります。
汚れを取り込むためと思われます。
この凹凸があるために拭きあとの「筋(ライン)」が残ることがあります。
ただ、目を近づけて見ないと分からないレベルです。
視界が悪くなるかというとそういうわけでもありません。
メガネクリーナーふきふきのアルコール「濃度」「量」「香り」「除菌効果」
メガネクリーナーふきふきには工業用の「イソプロピルアルコール」が成分です。
メーカーの小林製薬に「アルコール濃度」を確認しましたが「非公開」という回答でした。
私はアルコールシートを自作している経験から濃度は高いものを使っていると思います。
(エタノールの場合は最低でも78%の濃度がないと美しく拭けません。)
続いて、シートに含まれる「アルコール量」ですが、極限まで少ないです。
湿っているのか乾いているのか分からないくらいです。
商品説明には「速乾性のウェットタイプなので、から拭きはいりません。」とあります。
から拭きの手間をなくすために極限まで少なくしていると思われます。
アルコール量が少ないので、そこそこの力で押さえながら拭く必要があります。
レンズを傷つけやすくなる要因ですし、すぐ乾きすぎて拭きにくいと思います。
次に「香り」ですが、イソプロピルアルコールそのものです。
コロナウイルス対策でスーパーの店頭などにある「エタノール」に似ています。
エタノールよりさらに鼻をつく刺激臭です。
室内ならはっきりと香りが漂います。
屋外ならシートに近づかないと香りは分かりませんので気にならないです。
なお、除菌効果はエタノールとほぼ同じで、エタノールより少し劣ると言われています。
メガネクリーナーふきふきの「携帯のしやすさ」
「メガネクリーナーふきふき」は個包装されています。
個包装の大きさは幅約55㎜縦約75㎜です。
ご覧のとおり名刺の上にのせると幅は同じで長さが11㎜ほど短いです。
カードケースや財布に入るから便利です。
包装は「プラスチックのリサイクルマーク」の素材で長期保管ができます。
開ける時はサイドの切り込みをちぎるだけです。
お弁当のタレなどの包装と同じです。
メガネクリーナーふきふきの「まとめ」総評
実際に使ってみてメガネの視界をよくする性能に可もなく不可もない商品と思います。
不足を感じる点は次の3つです。
● シートのサイズの小さい。
● アルコール量が少なく乾きやすい。
● 包装がリサイクルのプラで処分しにくい。
要するに、拭きにくさと片付けに少しストレスを感じます。
毎日のように使うには「使いやすさ」と「コスパ(1枚あたり10円ほど)」で意見は分かれると思います。
個人的には、メガネふきの予備として財布などに3枚ほど入れておく使い方はOKと思います。
出先などで役立つ場面があると思います。
おすすめするレベルとまでは感じませんでしたが、安価な商品ですので一度試されるのも良いかもしれません。
●メガネクリーナーふきふき(通常タイプ)
「メガネクリーナーふきふき」の代わりになるメガネふき
「メガネクリーナーふきふき」には短い間ですがお世話になりました。
また、使い捨てメガネふきを使ったおかげであることに気がつきました。
「メガネクリーナーふきふき」のデメリットを解消できる方法です。
次の記事ではメガネ歴30年以上の私がたどり着いたメガネをスッキリさせる3つの方法を紹介しています。
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たとえば、次のようなメリットがあります。
●シートは大きくて拭きあとは残らない。
●アルコール量は適量に調整できる。
●ごみは可燃で捨てやすい。
●コスパは「メガネクリーナーふきふき」の20分の1未満