ヤマダ電機の商品を半額にする方法があることをご存知でしょうか?
ヤマダ電機の株主優待制度をご存知ない方で興味のある方はぜひご覧ください。
「株主優待制度」をご存知の方は、目次の1-1から1-3は省略しても問題ありません。
【 目 次 】
ヤマダ電機のチラシ商品と同じくらい衝撃的な株主優待制度
今回は、ヤマダ電機の株主優待券をご紹介します。
この優待券は、ヤマダ電機の商品を1,000円以上(税込)を購入すると半額になる500円割引券です。
この割引券は、特別提供品以外であればチラシの商品はもちろん、全ての商品を半額に出来ます。
ヤマダ電機では家電以外にも食品や洗剤などの生活必需品を取り扱っていますので、無駄使いにもなりません。
そして、配当と優待を合わせて利回りが4.5%を超える水準はそこそこ魅力があります。(2021年2月7日現在)
株式投資にはある程度のリスクはつきものですが、リスクの程度も確認しておきましょう。
ヤマダ電機の株価が548円の今ですと、最小単位の100株で購入してもかかる費用は54,800円です。
株価が下落したとしても、株券を25年くらい保有すると購入費用全額を回収できる計算になります。
また、逆に株価が値上がりした場合は、購入金額以上の分は利益になる可能性もあります。
投資金額も5万円程度と少額で、25年で投資資金を回収できるリスクの低い銘柄といえます。
それでは、詳しく見ていきましょう。
株主優待制度とは
町の八百屋さんで白菜を買うように、ヤマダ電機も「株券」を発行して売っています。
ヤマダ電機は、発行した「株券」を購入してもらって、その資金で会社を成長させる投資をしたりします。
言い換えると、ヤマダ電機の株券を買うことは、ヤマダ電機に資金を提供して応援するようなものです。
この株券は証券取引所というところで売買できます。
一度購入した後に、やっぱりいらなくなった場合でも、売ることも出来ます。
売る時の値段は時価で、値上がりしていることもあれば、値下がりしていることもあります。
そして、この株券を保有している株主に対して、ヤマダ電機からお礼のような意味合いで、配当金やプレゼントを受け取ることが出来ます。
このプレゼントが株主優待といわれています。
株券とは
証券会社で購入することが出来ます。
インターネットの手続きのみで口座開設ができるネット証券がたくさんあります。
口座開設完了までは1週間程度です。
口座開設が完了すると、インターネット上の操作のみで、ヤマダ電機の株券を購入できます。
どこの証券会社が良いか
株を購入する時に手数料がかかります。
銀行と同じでリアル店舗の証券会社は手数料が高く、インターネットの証券会社は手数料が安い傾向があります。
ネット証券で口座開設数が多いのは「SBI証券(公式サイト)」続いて「楽天証券」です。
同じくらい手数用の安い「GMOクリック証券」も有名です。
手数料といっても、ヤマダ電機の株は10万円までの安い株券ですので、購入時の手数料は100円もかかりません。
人気のあるネット証券会社であれば、どこでも問題はないと思います。
ヤマダ電機の株主優待の内容
ここからが、ヤマダ電機の優待の話しになります。
最小単位の100株を購入して継続して保有した場合は、およそ次のようになります。
3月末の株主だと500円分の優待割引券がもらえます。
9月末の株主だと1,000円分の株主優待券がもらえます。
1年間で1,500円分です。
(2020年まではこの倍以上の価格の優待券がもらえました。)
さらに、毎年3月の決算で配当が支払われます。
2015年は1株あたり6円、2016年は12円、それ以降は13円です。
2020年3月期の配当は10円でした。
もし、100株を持ってもっていたら、100×10円で1,000円(税引後797円)がもらえます。
昨年なみの配当が継続すると、優待割引券と配当を合わせて毎年2,300円程度をもらえます。
株券を500株以上、1,000株以上、10,000株以上持っている方は、優待割引券をもう少したくさんもらえます。
ただ、利回りが悪くなることとリスクも高くなるので今回はご紹介していません。
もっと詳しい内容を確認される際は、ヤマダ電機のホームページでご確認ください。
株主優待や配当のデメリット
企業の業績が良くないと配当が少なくなったり、優待制度が廃止される場合もあります。
しかし、家電量販店のライバルのビックカメラ等も優待を長く続けています。
このような競争をしている状況で簡単に廃止することはむつかしいと思われます。
また、ヤマダ電機は(現)山田昇会長が1973年に創業された企業です。
山田昇会長が経営から離れた時期に業績が悪化したこともありますが、復帰されてからは黒字経営に戻されました。
個人的には、500円程度の株価であれば約20年で元が取れるという安心感と、山田昇会長の目の黒いうちは大丈夫かなと思っています。
ヤマダ電機の優待割引券の使い方(チラシ商品も対象)
ヤマダ電機の優待割引券は、1,000円以上(税込)のお買い物につき500円分の割引券が使えます。
つまり、1,000円(税込)の買い物をするごとに、ちょうど半額で商品を購入できます。
主な注意点としては、特別提供品に利用できない点と、他の割引との併用が出来ません。
また、ヤマダポイントは割引後の支払い金額に対してのみ付与されます。
「割引の併用もできないのに、毎年のように家電を買う機会もない。」なんてことにはなりませんので、ご安心ください。
ヤマダ電機のリアル店舗の「生活必需品」
過日、ヤマダ電機 LABI新宿西口館に立ち寄りました。
ヤマダ電機では家電以外にも「歯磨き粉」「洗濯用洗剤」「シャンプー」「ビール・発泡酒」「お菓子」「ペットフード」等の生活用品がたくさん置いてあります。
チラシ商品ならかなり安く購入できます。
買いだめしても良い商品を購入すると、無駄なく優待券を利用できて節約ができます。
今回は、かさばらない商品として洗口液(モンダミン)とドリップコーヒー(職人の珈琲)を購入しました。
合計金額は2,087円(税込)ですが、優待券の500円割引2枚の1,000円割引で1,087円の会計になりました。
さらに、レジでスマートフォンでヤマダポイントのバーコードを提示しましたので、割引後の1,087円にヤマダポイントが82ポイントつきました。
これで、おおむね半額で商品をゲットできました。
優待割引券の使えるお店
(1) ㈱ヤマダ電機・㈱沖縄ヤマダ電機・㈱九州テックランド及び、国内の㈱ベスト電器各店舗で使用可能です。
但し、㈱ヤマダ電機〔リングス店〕及び、㈱ベスト電器の一部店舗では使用できません。
(2) グループ会社の【㈱マツヤデンキ】・【㈱星電社】は、〔テックランド〕及び〔LABI〕業態店舗に限り、ご利用いただけます。
近くにヤマダ電機のリアル店舗がない場合
近くにリアル店舗がないという方でも、ヤフーオークションや金券ショップで売買が出来きるようです。
ヤフーオークションを見てみると、実際にヤマダ電機の優待割引券が約9割の価格で落札されていました。
(メルカリでは株主優待券の売買は規約違反と明記されていましたので、ご注意ください。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事をはじめて紹介した2020年当時は利回り10%を超える状況でした。
しかし、2021年から優待割引券がもらえる金額も下がり、利回りが4%程度と魅力は薄れてはしまいました。
ただ、利回り4%であれば検討の余地はあると思います。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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