ユニプレス(5949)は自動車用プレスの企業で「日産自動車(7201)」向けが7割程度という特徴があります。
そのため株価の動きも日産自動車(7201)に連動するような傾向があります。
また、2023年5月10日IRの「中期経営方針」で新たにDOE2%を当面は意識するという内容が加わりました。
将来的にはDOE3%を目指すともあります。
DOE2%を下限とするといった記載ではなく約束されたものでないかもしれませんが、ある程度は信頼できると思いました。
このIRで2025年3月期の配当は前期の1株35円から1株60円予想となり、IR発表直後の株価は1,146円から1,446円のストップ高となりました。
その後、株価はずるずると下落して1,094円と魅力的な水準になっていると思います。
なお、配当のみで5.5%程度になりますが、株主優待も魅力的です。
【 目 次 】
ユニプレス(5949)の株主優待は「クオカード」「PAYPAY」も選択可能
ユニプレス(5949)の株主優待はカタログギフトとなっています。
カタログギフトを採用する株主優待ではポイントの半分くらいの価値しかないものも多いですが、ユニプレス(5949)ではQUOカード、PAYPAYなども選べます。(インターネット申込限定)
これなら現金と同等の価値といって良いのではないでしょうか。
その他にもお米やレトルトカレーなど通常のカタログ商品も選べます。
わたしは電子マネーを選択しようと思います。
今の株価水準であれば総合利回りは下表のとおりとなります。
(2024年11月1日現在)
保有期間/株主優待ポイント | ||||
保有株数 | 1年未満 | 1年以上2年未満 | 2年以上3年未満 | 3年以上 |
100株以上300株未満 | - (総合利回り5.5%) | 1,000P(総合利回り6.4%) | 2,000P(総合利回り7.3%) | 3,000P(総合利回り8.2%) |
300株以上500株未満 | 1,000P(総合利回り5.8%) | 2,000P(総合利回り6.1%) | 3,000P(総合利回り6.4%) | 4,000P(総合利回り6.7%) |
500株以上 | 2,000P(総合利回り5.9%) | 3,000P(総合利回り6.0%) | 4,000P(総合利回り6.2%) | 5,000P(総合利回り6.4%) |
(注意)総合利回り(四捨五入)は各優待獲得条件の下限の保有株数(100株、300株、500株)で計算しています。
まとめ
ユニプレス(5949)は自己資本比率47.9%で少し負債もありますが、財務はそこそこ安定している方と思います。
何株から購入するかは人それぞれの考え方や資金力によって異なりますが、興味ある方は各自でご検討ください。
わたしは100株を購入して株価が大きく下がる場合は、優待獲得条件の300株、500株と買い増していくという戦略でいこうかなと思います。株価が下がらず買い増しをしなくてもDOE2%から3%を目指すという方針が実現していく仮定なら高配当株になるのではと思いました。
なお、2024年11月7日は同社の第2四半期決算発表日です。
今回は魅力的な水準かつ、下落時の戦略も立てやすいと思うユニプレス(5949)を紹介させていただきました。