シルバーライフ(9262)は、主に高齢者向けのお弁当「まごころ弁当」の宅配サービスを運営している会社です。
高齢化社会を追い風に安定的に成長している企業です。
株主優待はレンジであたためるだけの冷凍弁当「まごころケア食」です。
ご飯はあるけど「おかず」を用意するのが面倒くさい時などに便利です。
追記(2023年12月27日)
本記事掲載後の2023年12月26日に、2023年7月の権利を最後に株主優待廃止の発表がありました。
2024年7月の権利日まで保有してもお弁当はもらえません。
購入を検討されている方はご注意ください。
私は優待目的の200株の購入でしたので、IR発表翌日に損切りしました。
優待と配当も一度もらえず、損だしの節税になっただけでした。
【 目 次 】
シルバーライフ(9262)の株主優待「まごころケア食」
シルバーライフの株主優待は「10,000円相当の自社商品券(5,000円×2枚)」です。
この商品券で冷凍弁当「まごころケア食」を購入することができます。
「糖質制限食」「塩分制限食」「たんぱく調整食」「カロリー調整食」とコースを選べます。
株主優待の10,000円分の商品券でおよそ21食分を購入できます。
株主優待の獲得条件は「200株」を7月の権利月に保有している必要があります。
2023年10月12日の終値1040円で200株だと20万8千円で購入できます。
来年7月の権利月まで先も長く株価が下がる可能性もあるかもしれません。
ただ、総合利回りは6%を超えているので個人的には購入しても良いと思いました。
シルバーライフ(9262)の配当
シルバーライフの業績は順調だと思われます。
2012年の売上は13億でしたが、2022年の売上は112億と10年で9倍近く拡大しています。
2023年7月決算では、1株につき15円の配当が初めて支払われることになりました。
2023年10月12日時点の配当利回りは1.4%です。
なお、シルバーライフの「貸株金利」も2023年10月12日時点で1%と高めです。
証券口座で貸株サービスを利用する場合の総合利回りは7%を超えることになります。
その他の配食サービス
配食サービスを展開している会社はシルバーライフ以外にもたくさんあります。
シルバーライフのように冷凍でないお弁当を自宅に届ける会社は限られているようですが、冷凍弁当の会社はいっきに増えました。
また、冷凍弁当はコース選択制でメニューを選べないタイプと、メニューひとつから選べるタイプがあります。
シルバーライフでもメニューひとつから選択できるサービスとして「LifeMeal」を展開しています。
このように多数の企業が冷凍弁当を展開していますが、中でも「まごころケア食」はコスパが良いように思われました。
ただ、競合他社も参入しやすいようですので将来の成長は大きくは見込めないかもしれません。
まとめ
シルバーライフ(9262)は配当よりも株主優待の利回りが良いです。
株主優待は突然廃止されることもありますので個人的に株主優待目当てで購入することは少ないです。
今回は、総合利回りが良かったことと冷凍弁当に魅力を感じてしまい購入しました。
本記事が参考になれば幸いです。