
ビズメイツ(9345)はオンライン英会話を展開する企業です。
2023年3月にグロース市場に上場しています。
競合他社は、レアジョブ(6096)、プログリト(9560)、DMM英会話等です。
ビズメイツは「ビジネス英会話の実務」に特化している点で差別化しています。
業務委託先のフィリピン在籍の社員とのオンラインでの英会話等を主に行っているようです。
受講時間は朝5時から24時55分と社会人が参加しやすい時間を設けるなどの特徴があります。
受講料金は他社より高めの設定です。
なお、プライム市場上場を目標として、法人営業や台湾進出、人材マッチング事業、M&Aも進めています。
【 目 次 】
ビズメイツ(9345)の配当
ビズメイツ(9345)の配当性向は20%~30%を目安としています。
配当権利月は12月の一括支払いです。
2025年12月期の1株配当は5円減配となり、1株15円(予定)です。
当期利益(予想)1億6千5百万円、1株利益(EPS)50.96円です。
2025年12月期第3四半期決算では発行株数(自己株除く)3,236,626株です。
配当総額4千8百万円程が支払われる見込みです。
ビズメイツ(9345)の株式分割について
ビズメイツ(9345)は2025年9月30日を基準日として、株式分割(2分割)をしています。
株主優待は100株以上の条件で2023年12月権利より始まりましたが、株式分割後も株主優待条件は100株で変更はありません。
株式分割後の10月1日から200株になった株主が100株を残して売りに出したためか株価は下落基調です。
ビズメイツ(9345)の株主優待
ビズメイツ(9345)の株主優待は12月権利です。
2025年11月14日IRで拡充されています。
ビズメイツ(9345)の株主優待は、サービス料金のキャシュバックで下表のとおりです。
純粋にビズメイツで38,630円分を利用する場合は、2025年12月5日終値802円の株主優待の利回りは約48%です。
金券ショップ、オークションで売却する場合でも10~15%は見込めるのではないでしょうか?
(2025年12月6日現在)
| 株主優待(12月)・保有期間条件なし | |
| 保有株数 | 内容 |
| 100株以上 | ビズメイツのサービスの1か月分(税込)をキャシュバック。 1.オンライン英会話レッスン「Bizmates」 14,850円 2.オンライン英会話コーチング「Bizmates Coaching」 19,800円 3.ビジネス特化型学習アプリ「Bizmates App」 3,980円 合計 38,630円 |
※2024年5月8日にプランを改定済。改定前の契約プランを継続している場合は従前の利用料が上限になります。
ビズメイツ(9345)の株主優待の継続性について
個人株主以外の法人等の大口株主は、合計で約192万株の株式を保有していますが、受け取る優待金額は微々たるものです。
そのため、法人等の株数は優待費用の計算から基本的に対象外として計算します。
さて、株主優待を受け取るであろう個人株主数は1,332人で所有株式数は株式分割調整後は1,284,000株です。(2024年12月31日)
株主優待費用が最大にかかる想定で計算をすると、全員100株保有した場合は12,840人程度です。
12,840人×38,630円=約5億円になります。
株主優待にかかるコストを5千万円とすると多く見積もっても5億5千万円程度に収まると思います。
筆頭株主は社長の資産管理会社で、社長個人も株式を保有しています。
合わせて50%超を当面は維持していくと思われます。
当期利益1億6千5百万円に対して、配当総額4千8百万円を支払うと1億円程残ります。
株主優待は現状の1,322人の個人投資家に支払った場合で5千万円程で5千万円が残ります。
また、先程の株主優待の最大コストで計算すると4.5億円の赤字になります。
通常の株主優待であれば、継続できない数字だと思います。
ただ、株主優待の内容が自社サービス1ヶ月無料のような内容です。
顧客獲得にもつながる株主優待内容です。
また、2025年11月14日IRでは「株主優待費用が微増する見込みでありますが、業績への影響は軽微であります。」と説明されています。
株式分割後のIRでこのように記載があるので、実際の費用対効果でみるとたいしたコストではないのかもしれません。
まとめ
ビズメイツ(9345)の業績は順調に伸びています。
2026年3月期は管理職クラス等の退職と補充採用のコストが重なり計画未達ですが、黒字予定です。
また、中期計画の2030年に売上100億、営業利益15億円という目標は過大にも見えます。
しかし、成長が鈍化して目標が達成できないとしても成長自体は継続できるように思いました。
財務も自己資本比率68.1%、利益剰余金11億円、有利子負債1億円程と良好だと思います。
この内容で100株で8万円程の購入金額です。
この投資額と業績なら株主優待が廃止になっても継続保有で良いと思いました。
株価は、株式分割の影響や会社計画未達要因等で下げているようですが、12月権利ということもあります。
株価は総悲観とも言えそうな下落局面ですが、わたしは2025年12月8日に809円で100株を購入しました。
(株価の推移によって、権利落ち前後に売却して買い戻しも検討しています)
追記(2025年12月29日)
12月29日の権利落ち日にGMOクリック証券で809円で取得した分を756円で売却後、同証券口座で762円で買い戻しました。
同日に同証券口座内の取引では、先に売っていても買い増し時と同じ扱いで取得単価は786円の「平均取得単」になってました。(現物取引の場合はこのようになるようです)
そのため、後日に別の証券口座を活用して732円で買戻しました。
これで809円との買戻し単価の差額7,700円の損を確定して税金還付1,540円を受けつつ、取得単価を下げる作戦をとりました。
配当と株主優待利回りを考えると実質的に未だ利益が出る見込みです。
私は毎年の配当で実現益があるので「損出し」は年末でなく年初でもいいですが「損出し」自体にメリットを感じていませんでした。
ただし、株主優待銘柄に関しては雑所得が非課税である等の場合に有利に働くと思います。
なお、リスクとしては、安価で高品質な「AIによる英会話アプリ」が普及した場合などの影響が気になります。
