テイ・エス テック(7313)は、自動車・バイクのシート部品メーカーです。
現状の納品先の9割は本田技研工業(7267)のグループ向けです。
今後、本田技研工業(7267)のシェアを伸ばすとともに、他社の新規開拓を進めていく計画があります。
また、テイ・エス テック(7313)の自己資本比率が70%を超えており、利益剰余金が時価総額を超えるキャッシュリッチ企業です。
この点は、キャッシュだけを生む企業から資本効率を意識した経営にむけて「中期経営計画」が設定されています。
株主還元にも期待がもてそうです。
【 目 次 】
テイ・エス テック(7313)の配当
テイ・エス テック(7313)の配当は「DOE3.5%以上へ向け安定増配」とされています。
配当推移は下表のとおりです。
テイ・エス テック(7313)の株主優待
テイ・エス テック(7313)の株主優待は100株以上はQUOカードです。
200株以上からはQUOカードではなく「優待カタログ」のみになります。
くだものや肉などの食品を中心としたオリジナルカタログです。
例えば、2024年3月31日基準日の優待カタログではコシヒカリ5㎏が4,000ポイントです。
(お米を見る限り等価に近いので下表の利回りでは1ポイント1円で計算しています。)
(2025年4月3日現在)
株主優待(3月)/保有期間 | |||
保有株数 | 1年未満 | 1年以上3年未満 | 3年以上 |
100株以上 | QUOカード500円分(総合利回り5.7%) | QUOカード1,000円分(総合利回り6.1%) | QUOカード1,500円分(総合利回り6.4%) |
200株以上 | 優待カタログ3,000P(総合利回り6.4%) | 優待カタログ4,000P(総合利回り6.7%) | 優待カタログ5,000P(総合利回り7.0%) |
600株以上 | 優待カタログ6,000P(総合利回り6.1%) | 優待カタログ8,000P(総合利回り6.3%) | 優待カタログ10,000P(総合利回り6.5%) |
1,000株以上 | 優待カタログ12,000P(総合利回り6.2%) | 優待カタログ15,000P(総合利回り6.4%) | 優待カタログ18,000P(総合利回り6.6%) |
(注1)総合利回りは1株あたりの株主優待価格(ポイント)に1株配当83円を加算して計算しています。
(注2)総合利回り(四捨五入)は2025年4月4日の終値1,532円で計算しています。
(注3)総合利回りは各優待獲得条件の下限の保有株数(100株、200株、600株、1,000株)で計算しています。
計算例 : (QUOカード価格又はポイント数÷株数+1株配当83円)÷1,532円
なお、途中で株式を買い増ししたりすると保有期間条件がリセットされる場合等があります。
テイ・エス テック(7313)のホームページに次のように説明がありますのでご注意ください。
まとめ
米国のトランプ大統領の全方位の相互関税のおかげで暴落の序章ともいえる急落が始まりました。
とはいえ、利回り銘柄で買える銘柄も出てきたと思います。
安定企業で利回り6%以上が見込めるようなものはいくつか購入しました。
「インデックス投資」でも年率平均パフォーマンスが7%くらいと考えると高配当投資も悪くないと思います。
ただし、高値から半額以下になったようなリーマンショックのような暴落の序章ということも考えられます。
今後、1ヵ月から長くて2年くらい続落し続けることも視野にいれて何でも買うようなこともしてません。
そのような中でもテイ・エス テック(7313)はキャッシュリッチ企業で今後の配当に安心感もありました。
株主優待も魅力的だと思います。
わたしはQUOカード目的で100株を1,548円で購入しました。
さらなる暴落が来たら買い増して、株価が回復した時点で100株に戻そうかと思います。
買い増す場合と違って、一部売却の場合は株主優待の継続保有条件も引き継がれるようです。