一人暮らしの貧乏飯といっても「プチ貧乏飯」で東京生活を過ごせると思います。
ぼくは手取り月6万円程でもプチ貧乏飯の生活ができています。
東京での一人暮らしはコストがかかると言われていますが実際はそうでもありません。
【 目 次 】
一人暮らしのそこそこ貧乏飯の東京暮らし
「東京の物価は高い。」とは、良く聞ききます。
しかし、当てはまるのは外食の料金がわずかに高いくらいです。
外食はチェーン店なら東京も地方も同じです。
関東に住む人の食費は月額平均45,787円です。(総務省統計局資料|2019年10月・12月単身勤労世帯)
全国で最も安い九州・沖縄で月額35,897円で10,000円の差があります。
何も考えずに外食を中心にしていると、東京ではこのくらいの食費になります。
節約をしっかり考えると月額15,000円から20,000円は簡単にクリアできます。
節約といっても苦痛になるくらいに切り詰めては楽しくないです。
例えば、家計簿で見ると次のような事例はどうでしょうか。
家賃 | 25,000円 |
食費 | 15,000円 |
上下水道料金 | 1,500円 |
電気代 | 7,000円 |
ガス代 | 3,000円 |
通信費 | 7,000円 |
その他 | 1,500円 |
合計 | 60,000円 |
借家でワンルームのユニットバスならこのような家計簿も達成できます。
保険料や国民年金等の社会保険料を加算しても月10万円あれば最低限の暮らしは可能です。
それ以上の収入があれば、個人年金の上乗せや投資が可能です。
ちなみに、ぼくは東京23区に安い戸建てを購入して、家賃0円で年間20,000程度の固定資産税を払うだけです。
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一人暮らしの貧乏飯? 浄化水が0円で飲み放題
具体的な、節約方法をご紹介させていただきます。
お茶や水が売られる時代になりましたが、お茶や水は水筒に入れてます。
今の東京の水道水は結構おいしいくなったと思います。
おいしい浄化水が良いという場合は、無料で提供してくれるスーパーがあります。
たいてい専用ボトルを購入する必要がありますが、浄化水は無料です。
浄化水の装置を設置している店舗は限られていますので確認が必要です。
サミットの美し水
東京23区のスーパーのサミットでは「美し水」という浄化水が無料です。
2日に一度くらいのペースで、リュック(バックパック)に4.0Lの容器を入れて通うと良い運動になります。
手に持ったり肩にさげて帰るのは大変ですが、リュックなら苦になりません。
専用ボトル購入条件 | 2.0L | 4.0L |
サミットポイントカード会員 | 380円 | 480円 |
サミットポイントカード会員以外 | 580円 | 680円 |
イオンの「おいしい水」の無料給水サービス
イオンは「おいしい水」が無料です。
容器のサイズは2Lの1種類です。
無料給水するにはイオンのカードの会員になる必要があります。
イオンカードの使い道は多く後述のイオンの系列店「まいばすけっと」でもポイントを有効利用できます。
10%のポイントが付く商品も少ないですが存在します。
イオン系での買い物に限って、イオンカードとモバイルWAONの組み合わせはお得です。
専用ボトル購入条件 | 2.0L |
Waon搭載カード(モバイルWAON含む)【年会費無料」】 | 120円 |
イオンカード・イオンカードセレクト【年会費無料】 | |
イオンゴールドカード (年間100万円以上のお買い物) | |
イオンオーナーズカード(イオン㈱の100株以上の株主) |
Odakyu OX
Odakyu OXは「エンジェルウォーター」の無料給水のサービスがあります。
容器のサイズは3.8Lの1種類で、無料で給水するには下表のカード会員になる必要があります。
専用ボトル購入条件 | 3.8L |
小田急ポイントカード会員 | 630円 |
一人暮らしの貧乏飯にならない東京暮らし
1ヶ月の食費は、1日500円で月額15,000円です。
もう少しゆとりをもって1日700円で月額21,000円です。
このくらいの節約は東京の一人暮らしでも楽勝です。
一人暮らし向けに安い商品をそろえたスーパーは多いです。
各お店で一番安い商品に特徴があります。
休日等に散歩、ウォーキングを兼ねて店舗をいくつか回って買いものをすると節約につながります。
東京23区内であれば1時間も歩けば2から3店舗は回れるのではないでしょうか。
まいばすけっと
イオングループが展開する小型スーパーです。
コンビニと同じくらいの店舗面積で東京23区にたくさんあります。
「まいばすけっと」は一人暮らし向けに商品がそろっています。
例えば、このレトルトカレー(200g)は54円です。
(カレールーで買う方が安いですが例として。)
手軽にご飯が作れるご飯大盛(300g)は99円です。
(ご飯も自炊した方が安いです。)
この2品は、大型スーパーや業務用スーパーより安いです。
パックご飯とレトルトカレーで、電子レンジの時短料理が160円で出来上がります。
他にも、300円以下のお弁当、冷凍うどん、納豆、豆腐等、食材に困りません。
セール等は少ないですが、30%割引のシールの商品は時々あります。
コンビニの商品は鮮度が良い一方で価格が高いです。
「まいばすけっと」ではコンビニと似た商品が安くそろいます。
OKストア
OKストアは、業務用スーパーというカテゴリーにはいるスーパーです。
業務用スーパーは日持ちのする加工食品が多いイメージがあります。
OKストアは添加物等にも配慮した安心・安全な食品の品揃えに注力しています。
商品も全般的に安いこともあって行列になることもあります。
例えば、成分無調整の牛乳(1,000ml)が163円、とろけるナチュラルチーズ(1000g)が725円です。
モンゴルの遊牧民は冬季を肉を中心の生活とし、その他は乳製品を口にするだけの暮らしです。
野菜をほとんど食べない文化でも平均寿命は70歳程度です。
雑かもしれませんが、ぼくは牛乳をとりあえず飲んでおけば良いと思っています。
その他にドリップコーヒー等の消費期限の長いもの等、安い商品がたくさんあります。
店内で手作りのお弁当は量もあって299円(税抜き)は結構つかえます。
その他のスーパー
オオゼキ、サミット等の大型スーパーは案外と「まいばすけっと」より高い商品が多いです。
ぼくの場合は、大型スーパーに出かけるのはサミットに水汲みに行く時くらいです。
それでも水汲みついでに、巡回してみると安い商品に行きつくことがあります。
チラシ商品や特売品を狙うと良いと思います。
それから、好例の半額弁当の検証もしました。
(OKストアのお弁当は半額になる前から安いですが…。)
半額弁当は地方との差が歴然としていて競争率が激しいです。
人口の多い東京では商品が売れるために回転率が良いです。
回転率が良いと店舗側で弁当を出す時間も1日に1日3回くらいに分けて出します。
すると、消費期限切れの時間も1日のうち3回くらいに分けられてしまいます。
そして、消費期限の近づいたお弁当に20%OFFのシールを貼られると半額になる前に売り切れます。
その結果、半額シールになる可能性が低くなります。
少ない半額シールを争奪戦も激しいです。
もし、半額弁当を狙うのであれば、回転率のよくない穴場のようなお店を別に見つけることです。
そのような店舗は、弁当も1日1回程度しか出さないので、1日の決まった時間に半額になりやすいです。
もしくは、大型スーパーで見切り品を狙うのも良いでしょう。
ぼくは、バナナの見切り品の方は熟していておいしいと思います。
日用品など
日用品は、ニトリ、ユニクロ、島忠ホームセンター、100円ショップ等、安いお店はたくさんあります。
通信販売のAmazon、楽天、ヨドバシ等も送料無料の安い商品が増えています。
その他の支出としては、インターネット代とスマートフォン代くらいでしょうか。
キャッシュレス決済が進む中でスマートフォンも持たざるを得ない世の中になりました。
ぼくは、2020年まで格安SIMの「LINE MOBILE」の音声通話500MBを月額1,100円で使っていました。
2021年2月からは楽天モバイルに乗り換えました。
楽天モバイルを選んだ理由は、通話料無料の「楽天LINK」が決め手になりました。
この楽天Linkは楽天モバイル以外の電話でも国内通話の全てが無料です。
(0180または0570ではじまるナビダイヤル、国際電話など一部を除く。)
つまり、3Gまでなら楽天LIMKで話し放題で1078円(税込)になります。
自宅インターネットにWIFI接続する「テザリング」を使えば3Gを超えることもまずありません。
デメリットは入り組んだ場所でも電波が届きやすいプラチナバンドという周波数の割当てが未だない点です。
そのため、屋内や建物の遮蔽物があると通話品質が悪くなりやすいです。
(ぼくの場合も自宅内の通話品質が悪かったのですが、楽天CASAという宅内無線基地局を無料レンタル後に改善されました。)
ちなみに、ぼくの自宅のインターネットは「NURO 光」です。
楽天モバイルとセットで「楽天ひかり」も良いと思いますが、価格と速度と無料セキュリティのメリットでNURO光にしました。
NURO光(戸建てタイプ)は下り最速2Gの高速通信で月額5,217円(税込)という安さです。
しかも、ぼくが加入した時期はインターネットセキュリティ「(現)NURO 光 Safe」が月額550円が無料でした。
NURO 光 Safeがあれば、ウイルスバスターなどの有料セキュリティは不要です。
NURO光の問題点は、キャリアのメールアドレス等が2021年以降になくなった点です。
この問題はグーグルなどの無料メール「Gmail」を使えば良いだけです。
むしろ「Gmail」の方が、インターネット会社を変更してもメールの設定をやり直さずに済みます。
水道光熱費に関しても安い電力会社に変更しました。
パッと見だけ安くアピールしている電気会社は山ほどあります。
しかし、横並びで比較検証すると「HTBエナジー」が安くなる場合が多いです。
競合他社をよく研究している会社を選ぶ方が良いと思います。
まとめ 一人暮らしの貧乏飯の幻想
東京での一人暮らしの食費、生活費を心配される方もいると思います。
しかし、良く考えて行動すれば地方と同じか、それ以上に節約できるメリットがあります。
(人口密度が高く歩いて行ける店舗がある場合が多い。鉄道交通アクセスもよく車がなくても困らないなど。)
ぼくの手取りは月6万円です。
でも、爪に火をともすような苦しい節約はしていません。
贅沢をしたいと思いません。
1日2食ですが「人並み」に過ごせていると思います。
発展途上国の暮らしとを思うと贅沢すぎるくらいです。
おいしいドリップコーヒーも1袋20円ほどです。
職人の珈琲のドリップコーヒーは3種類あり特に「深いコクのスペシャルブレンド」がおいしくて人気です。
僕も注文するのはきまって「深いコクのスペシャルブレンド」です。
120円の缶コーヒーの6分の1の価格で喫茶店のコーヒーと同じくらいおいしいです。
2022年4月は楽天市場の「ぱーそなるたのめーる」で200袋が送料込みで4,147円(税込)でしたが、に値上げが加速しています。
2022年10月の最安は「食彩館」で送料込みで4,580円(税込)です。
ぼくは買い物の荷物を減らせるから楽天市場でまとめ買いしています。
また、買物をする日は楽天ポイントが2倍加算される「5と0のつく日」のキャンペーンにエントリーして購入しています。
通常のSPUポイントに2倍ポイント(約80円)が加算されます。
ぼくの場合は、通常のSPUポイントと合わせると楽天市場が最安にもなるというわけです。
YOUTUBEの無料音楽でも聴きながら一人でゆっくりコーヒーを飲むと、騒々しい喫茶店よりよほど贅沢ではないでしょうか。
あと、節約を意識しすぎて詰まらないと思った時は気晴らしに外食もします。