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ドルツとソニッケアーの比較 【経験者の選ぶ電動歯ブラシ】

ドルツとソニッケアーを比較するイラスト

電動歯ブラシを選ぶ時に甲乙つけがたいと感じるのが、パナソニックのドルツとフィリップスのソニッケアーです。

この2つまでは絞ることは出来ても、どちらを選ぶかとなると使った経験がないと分からないくらい微妙です。

結論は、ソニッケアーとドルツの両方を長く使って来た私は、ソニッケアーよりドルツをおすすめします。

主な理由は次のとおりです。

ドルツをおすすめする理由

  • ソニッケアーとドルツの歯をつるつるに磨き上げる能力を比較しても大差がなくなった。
  • ソニッケアーは2年サイクルで、故障するか、充電池が弱くなり使えなくなる。
  • ソニッケアーと比較すると、ドルツの交換用の歯ブラシのコストは圧倒的に安い。
  • ソニッケアーと比較すると、ドルツは簡単に充電池を交換できて長持ちする。
  • ドルツはソニッケアーにない「IPX7基準」の防水仕様で故障しにくい。

ドルツとソニッケアーの使い心地と製品寿命の比較

ドルツとソニッケアーのどちらが短い時間で歯をつるつるに磨けるかといわれるとソニッケアー方が良く磨けると思います。

しかし、今のパナソニックのドルツの性能は向上してソニッケアーと比較しても大差がなくなりました。

ソニッケアーは使っていくうちにパワーが落ちるので1年経過した時点で比較すると性能は横並びになると思います。

毎年のように買い替えても良いという予算に余裕のある人ならソニッケアーという選択肢もあるかもしれません。

ただ、ソニッケアーは少しずつパワーが落ちていく問題に加えて、製品寿命に問題があります。

私が実際に経験した事例をご紹介します。

最初にソニッケアーを手にしたのは2007年頃だったと記憶しています。

その頃に使っていた国産製品のものと比べものにならないくらい「歯がつるつる」になりました。

「これはすごい!」と感動したものです。

しかし、1年を経過したころから少しずつ振動のパワーが落ちてきました。

毎日使っているうちに少しずつパワーが落ちるので、意外とパワーが落ちていることに気が付きません。

そして、2年を迎えるころには充電をしてもすぐに電池が切れて使えなくなりました。

電池交換が出来ないので仕方なく買い替えましたが、買い替えたものも2年程で同じように故障しました。

国産製品とは2倍くらいの性能差を感じていましたので、3回目もソニッケアーをリピート購入することにしました。

2011年に購入したのはソニッケアー Flex Care+というシリーズ、これも2年で故障しました。

「ソニッケアー Flex Care+(アマゾン公式サイト)」のレビューを見ても歯を磨く能力に良い評価がある一方で、すぐに壊れやすい悪い評価が目立ちます。

私も「2年でまた故障!」という憤りのようなものを感じました。

それでも再度ソニッケアーで買い替えることに決めたのですが、一つ気が付いたことがありました。

ソニッケアー Flex Care+には振動モードが多数ありましたが、使うモードは通常モードで十分ということです。

4回目に購入したのは、余計な振動モードがない1万円以下で購入できるソニッケアー イージークリーンです。

しかし、この製品も1年5か月で故障しました。

先程と同様、ソニッケアー イージークリーン(アマゾン公式サイト)レビューも故障しやすいというコメントが見受けられます。

これだけ故障が続いても「偶然に外れくじを連続で引いたのでは。」と5回目もソニッケアー イージークリーンを購入しました。

しかし、買い替えたものも1年5か月で使えなくなり、さすがに「もうリピート購入できない。」と判断しました。

おそらく偶然の当たり外れではなく、ソニッケアーはこれくらい故障しやすい製品だと思います。

「故障しやすい。」というレビューの信憑性を疑うコメントもありましたが、本当に壊れやすいです。

最初の2回は店頭購入で履歴がありませんが、アマゾンでの購入履歴に残っているデータがあります。

次の画像とおり購入日付を見ていただくと、故障しては何度も買い替えていることをご理解いただけると思います。

ソニッケアーを何度も買い替えた購入履歴の画像

ソニッケアーとドルツを比較してドルツにした理由

約10年もソニッケアーと付き合ってきた私ですが、5回も定期的に故障した経験から国産品を再検討しました。

ソニッケアーが群を抜いていたころから約10年が経過していたこともあり、国産製品のスペック性能も格段に向上しているように思えました。

その中でもパナソニックのドルツの評価が良いと判断して購入することにしました。

今、私が使っているシリーズは生産終了になっているドルツ EW-DE24です。

ブラシのストローク回数は2020年モデルと同等で「約31,000ブラシストローク/分」です。

2020年のドルツのグレードの分類では「ハイグレード(下位)」または「スタンダード」に相当する商品です。

ソニッケアーとドルツの性能の比較では大差がない

実際にドルツ EW-DE24を使ってみて、ソニッケアーと大差がないと感じました。

昔のソニッケアーの性能は、他の電動歯ブラシの性能と比べて群を抜いている「凄さ」がありました。

しかし、それから10年経過して最新のドルツを使うと「歯をつるつる」に磨く性能に大差がなくなっていました。

2020年10月モデルの「横磨きストローク回数(31,000回/分)」に「叩き磨きストローク回数(12,000回/分)」が加わったモデルであればソニッケアーと同等と思います。

ソニッケアーとドルツの製品寿命の比較ではドルツの方が長持ち

今のドルツを使い始めて2年を経過しますがソニッケアーのように少しずつパワーが落ちるようなことはありません。

複数のドルツ愛用者の口コミでは5年から8年はリチウムイオンのバッテリーは使えるようです。

さすがに8年くらい経過すると充電しても10分も使えなくなるようです。

5年程度を目安に交換すると良いと思います。

ただし、電池交換はドルツとソニッケアーの両方とも推奨されていません。

自己責任で電池交換を行うことになります。

まず、ソニッケアーの電池交換ですが不可能ではありませんが面倒です。

理由は「はんだ付け」という作業が必要になる点と「はんだ付け」の道具をそろえる費用が必要です。

リチウムイオン電池も海外から取り寄せる必要があります。

これらの作業が出来る人は少数ではないでしょうか。

これに対して、ドルツのリチウムイオン電池はアマゾンで600円~1,000円程度で購入できます。

しかも、ドルツのほぼ全ての機種の電池交換はドライバーだけで簡単にできて長持ちさせることができます。

ドルツの電動歯ブラシの電池交換の手順について詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

参 考
ドルツの電池交換のイラストイメージ
ドルツの電池交換の費用と手順【パナソニック電動歯ブラシ】

この記事では、パナソニック製のドルツ(doltz)の電動歯ブラシの電池交換の手順と費用について紹介しています。 ドルツの電池交換はドライバー(プラス・マイナス)で、簡単に交換できます。 リチウムイオン ...

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ソニッケアーとドルツの「替えブラシ」を比較するとドルツの方が安い

ソニッケアーの替えブラシ(正規品)の価格は、ドルツの替えブラシ(正規品)と比較して約6倍と割高です。

消耗品でコストがかかる仕組みのソニッケアーより、良心的なドルツの方が良いと思います。

ソニッケアーの替えブラシを安く入手するには正規品でない互換製品を選ぶ方法があります。

互換製品であればドルツと同じくらいの価格です。

ただし、互換製品の替えブラシを使用していた場合は、ソニッケアーの2年間の製品保証の対象外になります。

消耗品の価格やアフターサービスの面でもパナソニックの方が良心的だと思います。

ドルツは「IPX7基準」の防水仕様で故障しにくい

ソニッケアーはの防水レベルは「製品は水に浸けないでください。」と説明があります。

ソニッケアーは生活防水レベルでブラシの先端を軽く水荒して本体は布で拭き取ることが推奨されています。

これに対して、ドルツは「IPX7基準」の防水基準クリアしています。

ドルツの製品の防水基準は「水深1mの水中に30分間浸けても製品に有害な影響がない。」という概要です。

40度以上のお湯の使用は避けるよう説明がありますのでご注意ください。

製品本体を水洗いできる防水性能は電動歯ブラシの中でドルツだけです。

それゆえ、ドルツは製品本体を清潔に保てて長持く使えることが期待できます。

ドルツの電動歯ブラシでおすすめの機種

パナソニックのホームページでは、ドルツの最新機種のグレードを確認できます。

ドルツのグレード別機種の一覧表

(上図一覧表は、2020年9月13日時点のパナソニックのホームページより抜粋させていただきました。)

ハイグレード以上であれば磨くストローク回数が「横磨きストローク回数(31,000回/分)」に加えて「叩き磨きストローク回数(12,000回/分)」が加わります。

叩き磨きの加わるハイグレード以上の機種を選んでおくとまず間違いありません。

さらに安く購入したい方は、最新機種より一つ前の「型落ちモデル」を購入すると半額くらいになります。

2020年10月1日時点でのハイグレードモデルの最新機種 EW-DP34の価格は約28,000円です。

しかし、最新機種 EW-DP34の一つ前のモデルの機種 EW-DP33は、約18,000円でアマゾンに在庫が多くあります。

つまり、最もおすすめの機種は「叩き磨き」の機能付きの中で最も安いグレード、かつ「前モデル」機種です。

2020年10月1日現在では「叩き磨き」付きになる下位グレードの前モデルはEW-DP33です。

ハイグレード以上のモデルの良いもう一つの点は、充電器に電動歯ブラシを置いた時に充電器との接触面がない点です。

電動歯ブラシは拭いた後に充電器に置いたつもりでも接触面のあるタイプでは水滴が付着して不衛生になりがちです。

実際に電動歯ブラシと充電器の間に空間が出来るモデルを使ってからは、不衛生な状況になることはなくなりました。

ハイグレードの機種の充電器と電動歯ブラシの間の空間を示す写真

さて、これよりグレードを下げても安い方が良い場合は「スタンダードモデル」「エントリーモデル」になります。

主な機能の違いは、歯ブラシの動く回数(ストローク回数)ですが、横磨きストローク回数(31,000回/分)は同じです。

ただし、叩き磨き(12,000回/分)の性能がなくなります。

私の使っている古いモデルも「ストローク回数(31,000回/分)」のみで、叩き磨き(12,000回/分)はありません。

それでも、じゅうぶん歯がつるつるになりますので過度に心配することはないと思います。

要は、予算に合わせて「横磨きストローク回数(31,000回/分)」に加えて「叩き磨きストローク回数(12,000回/分)」の機能を追加するか否かを中心に検討されると良いと思います。

その他の機能の違いは振動モードの切り替えが多い等の細かい部分です。(振動モードが多くても結局使わないことが多いです。)

まとめ(電動ブラシの使い方と選び方)

最後に、電動歯ブラシの使い方について少し触れておきます。

まず、電動歯ブラシを歯に当てる時は「力を入れすぎずない。」ことです。

「磨きたいところに軽い力でうまく当てる」イメージです。

また、手磨きで歯ブラシをするように電動歯ブラシを手を揺らしてゴシゴシする必要はありません。

電動歯ブラシ自体が細かく振動していますので、磨きたい所で停止させてゆっくり移動させていく方が美しく磨けます

(詳細は「電動歯ブラシの紹介記事」内でも電動歯ブラシの使い方を説明しています。)

電動歯ブラシで「歯がつるつる」になる感覚を経験すると、手で歯を磨く方法に戻ることは出来ないくらい便利です。

手放せないくらい長く使う電動歯ブラシは「性能」も「コスパ」も良いドルツをおすすめします。

アマゾン公式サイトでドルツの歯ブラシを見てみる。

「横磨きストローク回数(31,000回/分)」に「叩き磨きストローク回数(12,000回/分)」が加わり、かつ価格もお手頃なハイグレード(下位)がおすすめです。

スタンダードモデル以下は「叩き磨きストローク回数(12,000回/分)」がありませんが、「横磨きストローク回数(31,000回/分)」は、下表の全ての機種に備わっています。

下図の「機種記号」のリンクからアマゾン公式サイトで詳細をご確認いただけます。

(2020年9月13日現在)

グレード2020年10月モデル現行モデル旧モデル
トップグレードモデル≫ EW-DT51
ハイグレードモデル 上位≫ EW-DP54≫ EW-DP53≫ EW-DP52
ハイグレードモデル 下位 

おすすめ

≫ EW-DP34≫ EW-DP33
スタンダードモデル≫ EW-DA44≫ EW-DA43≫ EW-DA52
エントリーモデル 上位≫ EW-DL56≫ EW-DL55≫ EW-DL54
エントリーモデル 下位≫ EW-DL36≫ EW-DL35≫ EW-DL34

*詳細な製品情報は、パナソニックのホームページでもご確認いただけます。

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