電動歯ブラシの使い方をマスターすると歯はつるつるになります。
パナソニックのドルツなら小学生以上から電動歯ブラシを自分磨きに使えます。
子供が特に感じる「歯磨きがめんどくさい。」という問題解決にも役立ちます。
手動の50倍時短の「電動歯ブラシのドルツ」の正しい使い方で歯を美しく保ちましょう。
このような方におすすめ
- プラーク(歯垢)を除去して「つるつる」にするドルツの使い方
- 磨き残しになりやすい「奥歯」や「歯の裏側」のドルツの使い方
- 歯磨きで「オエッと、えずく。」を少なくするドルツの使い方
- お風呂の中でのドルツの使い方(注意点)
- ドルツの使い方が正しいかどうかをチェックする方法
【 目 次 】
ドルツの使い方で2分で歯がつるつる|パナソニック電動歯ブラシ
歯磨きでは、虫歯の原因になる白いネバネバした「プラーク(歯垢)」を取り除くことが目的です。
手動による歯磨きの時間は10分以上が推奨とされています。
歯がつるつるになるまでには10分以上はかかります。
これでは「歯磨きがめんどくさい。」となるのも仕方がありません。
実際、歯磨きに5分以上かかるとほとんどの人が「歯磨きがめんどくさい。」と感じます。
その結果、約8割の人が1分~5分で歯磨きを済ませるという民間調査データもあります。
5分の歯磨きでは手をゴシゴシと約3,000回も動しています。
腕が疲れるから歯磨きがめんどくさくなるのも当然です。
このように手動の歯磨きでは限界があり、磨き残しも自然と多くなります。
しかし、パナソニックの電動歯ブラシ「ドルツ」なら、最低でも1分間で約31,000回の電動ストロークです。
歯磨きでゴシゴシする腕の運動の代わりに、自動モーターが約50倍のスピードでストロークしてくれます。
これでゴシゴシと腕を動かす必要もなく、2分であっという間に歯がつるつるになります。
(ドルツは30秒ごとに一時停止、2分ごとに2回連続一時停止後に再び作動してお知らせする機能があります。)
手磨きでは経験できない「歯の全体がつるつるの感覚」に感動すると思います。
電動歯ブラシを使うのなら、最初に正しい使い方を知っておきましょう。
ドルツの使い方のコツ|パナソニック電動歯ブラシ
手動の歯磨きに慣れていると腕をゴシゴシと動かす癖がついてしまいがちです。
腕を動かすストローク運動は、電動歯ブラシが代わりに高速でしてくれています。
コツは腕をゴシゴシと動かしません。
軽い力で「歯の面」(90度)と「歯周ポケット」(45度)に当てるだけです。
電動歯ブラシ本体をゴシゴシと動かす必要はありません。(ポケットドルツ等、一部の振動の弱いものを除く。)
電動歯ブラシをゴシゴシと動かすと逆に磨けません。
また、ブラシの先が広がるくらい強く力を入れて歯に当てるのも逆効果です。
電動歯ブラシはしっかりと握りますが、歯に当てる力加減は歯ブラシの先がわずかにしなる程度です。
そのくらいの軽い力加減で歯に当てるだけでしっかり磨けます。
電動歯ブラシは、本体が停止していてもブラシは1分間に約31,000回のストロークをしています。
歯の磨きたい箇所で2秒ほど停止させて少しずつずらしていくだけで磨けます。
このことを意識して磨きたい歯の面に軽い力でブラシを90度に当て、ゆっくりとずらして歯全体をなでるように動かしてください。
また、歯茎と歯の境目になる歯周ポケットに対してはブラシの確度を45度にして磨くことを意識してください。
手動で歯を磨いていた時の「歯を長い時間をかけて熱心に磨く。」という感覚と比べると違和感があるかもしれません。
しかし、電動歯ブラシでは「力をいれずに楽に、正確に磨く。」が、歯磨きのコツです。
なお、はじめて電動歯ブラシを使う方は、電動歯ブラシの振動が頭に伝わる違和感があるかもしれません。
その違和感は、1~2週間で慣れますので心配ありません。
ドルツの使い方のコツ(奥歯と歯の裏側の磨き方)|パナソニック電動歯ブラシ
手動の歯磨きでは前歯の裏側は磨きにくいものです。
丁寧に何回も磨いたつもりでもザラザラした感じがなかなか取れません。
しかし、パナソニックの電動歯ブラシのドルツなら前歯の裏側に軽い力でしっかり当てるだけです。
また、手動では一番奥の歯を磨く時にストローク運動そのものがしずらいです。
電動歯ブラシのドルツなら歯ブラシを当てるだけで小刻みにストローク運動を代わりにしてくれます。
このように電動歯ブラシのプラーク(歯垢)除去能力はとても高いです。
注意点としては、一番奥の歯の裏側等は電動歯ブラシのドルツでも当てることが難しいです。
特に上側の奥などは磨き残しになりがちです。
奥歯等の磨きにくいところは、少し時間をかけて磨くよう意識すると良いと思います。
この点もパナソニック電動歯ブラシのドルツは意識しています。
2020年の10月のモデルから替えブラシのヘッドはよりコンパクトに改良されました。
具体的には、替えブラシのネックの幅は「7.3㎜から4.2㎜」に狭くなりました。
ヘッドの厚みは「5㎜から3.2㎜」に薄くなりました。
記事の最後でもコンパクトブラシを紹介していますのでご参考ください。
ドルツの使い方のチェック方法|パナソニック電動歯ブラシ
ドルツの使い方のコツが分かっても、実際に正しく歯を磨けているかは分かりません。
特に虫歯になりやすい子供のときは、歯磨きのチェックは大切です。
磨き残しを確認する方法は簡単です。
歯医者さんも使う「プラークチェッカー」を使います。
わずか1滴で歯のプラーク(歯垢)を染色します。
磨き残しも一目瞭然(いちもくりょうぜん)です。
おすすめは「Ciダブルプラークチェッカー」です。
Ciダブルプラークチェッカーの染色は2種類です。
古いプラーク(歯垢)は青紫色に染色します。
新しプラーク(歯垢)は赤紫色に染色します。
1滴で歯全体を染色するからコスパも良いです。
1滴(0.04ml)週1回の利用で20年は使えます。
Ciダブルプラークチェッカーは子供にも違和感がない「ぶどう味」です。
プラークチェッカーを使うと自分の磨き残しのくせや磨きにくい所が分かります。
その部分を仕上げ磨きをすることで効果的に歯磨きができます。
歯並びの悪い人や矯正中の人でもドルツの替えブラシには「ポイントブラシ」があります。
ポイントブラシなら細かいところも丁寧に磨くことができます。
私の場合は、試してみたところ通常のコンパクトブラシのみでプラークはほぼ全て除去できていました。
それでも自分の磨き残しやすい場所を知ることができました。
(奥歯の上部のくぼみの一部や歯並びの悪い歯間付近の一部など)
電動歯ブラシの効果的な使い方を理解する補助として役立に立ちました。
歯磨きで「オエッとえずいてしまう。」ときのドルツの使い方|パナソニック電動歯ブラシ
歯磨きで奥の方を磨く時に「オエッとえずく」いわゆる嗚咽(おえつ)をすることがあります。
あるいは、吐き気がする場合もあるでしょう。
原因は「嘔吐反射(おうとはんしゃ)」です。
個人差がありますが、物が喉奥(舌の奥等)に触れると無意識に起こります。
手動で歯磨きをする場合は、腕を動かすストローク運動が電動歯ブラシの動きより大きな動作になります。
その結果、喉奥にブラシが当たる回数も増えて「嘔吐反射(おうとはんしゃ)」が起こりがちです。
電動歯ブラシのドルツなら本体をゴシゴシと動かす必要はありません。
喉の奥にブラシを当てることが少なくなります。
さらに、電動歯ブラシのドルツの替えブラシの種類は豊富です。
ドルツの替えブラシの使い方も役に立ちます。
「コンパクトブラシ」を選ぶとさらに喉奥へ歯ブラシを当てることを少なくできます。
ところで、最近は舌を磨く人も増えました。
電動歯ブラシドルツには「舌クリーニングブラシ」まであります。
ただ、わざわざ舌クリーニングブラシまで使わなくても良いと思います。
理由は代わりの方法があります。
電動歯ブラシで歯磨きをした後に電動ブラシの動きを停止してください。
そのまま電動歯ブラシを停止した状態で舌を磨くと舌の汚れ(舌苔)を除去できます。
しかし、この方法でも舌の奥を磨く動作の際に「嘔吐反射(おうとはんしゃ)」が起こりがちです。
「嘔吐反射(おうとはんしゃ)」は次のことを気を付けると改善が期待できます。
● 息を吐き出すようにして、奥の方の歯磨き(舌みがき)をする。
● 顎を引いて下を向いて歯磨き(舌みがき)をする。
● 歯磨き粉等は刺激の少ないものにする。
ドルツのお風呂場での使い方【高い防水性能】|パナソニック電動歯ブラシ
パナソニックの電動歯ブラシ「ドルツ」は IPX7基準をクリアした高い防水仕様です。
IPXの基準は0から8まで基準があり、IPX7は2番目に高い基準です。
製品を水に30分間浸けても問題ないことを実験で確認されているという概要です。
参考として、私はお風呂場に電動歯ブラシを置いたままにすることがあります。
ドルツは1回の充電で約1ヶ月は使えるので、次の充電まで置きっぱなしにできます。
そして、お風呂にゆっくりつかりながら、シャワーを背中に浴びながら、電動歯ブラシで歯磨きをすることもあります。
何かのついでに歯磨きをすると「時短」になり歯磨きを「めんどう」に感じません。
お風呂場なら電動歯ブラシが汚れてもすぐ洗えるし、リラックスできます。
ただし、説明書に「本体は水洗いとし、40度以上のお湯の使用は避ける。」と記載があります。
電動歯ブラシのドルツのお風呂での使い方では、本体にシャワーやお風呂のお湯が当たらないように注意してください。
また、お風呂の中で保管する場合はドルツ本体の水滴を拭いて水切りの良いカゴ等で濡れないように保管ください。
とはいえ、お風呂場に置いたままにすると水蒸気などで寿命が短くなるケースもあります。
長く使いたい場合は、お風呂で使った後はお風呂の外で保管するとベストです。
ドルツの使い方のまとめ
歯磨きは、少なくとも「朝起きた時」と特に「寝る前」の2回は必要です。
永久歯が虫歯になってからでは遅いです。
電動歯ブラシのドルツは、歯磨き粉なしでも短い時間で楽に歯を磨けるほど絶大な効果があります。
歯がつるつるになる感覚はすっかり歯磨きが出来たと思いがちです。
しかし、プラークチェッカーを使うとわずかな磨き残しに気づかされます。
ドルツの使い方のコツもありますが、プラークチェッカーと併用するとより正確に使い方を学べます。
歯の形や並び方は千差万別(せんさばんべつ)です。
自分の磨き方のくせが分かるまではプラークチェッカーを使うことをおすすめします。
より効率的なドルツの使い方を見つけていくことができるはずです。
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