東京電力は口座振替割引(55円)を2024年9月検針分以降は終了・廃止すると発表しました。
続いて、東京ガスも口座振替割引(55円)を2025年3月検針分以降は終了・廃止すると発表しました。
【 目 次 】
東京ガス・東京電力 口座振替割引終了 ⇒ 楽天デビットカード
結論を言うと、楽天経済圏を活用している私は楽天銀行のキャッシュカードの「楽天デビットカード(還元率1%)」に変更しました。
クレジットカードの楽天カードでは公共料金の還元率は0.2%ですがキャッシュカードの「楽天デビットカード」なら還元率1%です。
公共料金100円の利用につき1円の還元です。
口座振替割引(55円)が終了・廃止後も、この対策で口座振替割引と同等の還元が受けられそうです。
ところで、東京電力・東京ガスとも「デビットカードはご利用いただけません」と案内があるようです。
一度は「引き落としが出来ないのではないか?」と思いました。
そこで試しに、東京ガスの引落し方法の変更手続きでクレジットカードを選択し「楽天デビットカード」の番号を入力しました。
その結果「楽天デビットカード」を利用して楽天銀行からガス料金は無事に引き落とされました。
東京電力も同じように「楽天デビットカード」に変更手続き済みです。
その他、クレジットカードの公共料金の還元率は低いところが多かったです。
そのような中でもリクルートカード(年会費無料)は公共料金で1.2%の還元率と条件は良いと思います。
クレジットカードを利用したい方は自分にあったカードを探されると良いと思います。
わたしはクレジットカードを多く持たないようにしているので、楽天銀行ですでに持っていた「楽天デビットカード」にしました。
まとめ(新電力会社より東京電力と東京ガスにしている理由)
わたしは新電力・ガス会社に切替えたこともありましたが、今は東京電力(スタンダードプランS)と東京ガス(一般契約)で契約をしています。
原油価格などの燃料費が安い時期は、新電力・ガス会社が少しだけ安くなることもあります。
しかし、原油価格などが上昇した2023年末ごろからは、逆に新電力・ガス会社が凄く高くなりました。
新電力会社の料金シュミレーション画面では一見すると安く見えても「燃料費調整」が加算されていないことが多いです。
「燃料費調整」とはJEPX(日本卸電力取引所)の日々変動する「スポット市場価格」を電気料金に反映させる制度です。
新電力会社は燃料費調整の代わりに「電源調達調整費」という独自の制度を設けたりしています。
この制度では燃料費が安い時は新電力が東京電力よりわずかに安くなりますが、燃料費が高騰した場合は逆に凄く高くなります。
燃料費が安い時の新電力のメリットもわずかで燃料費が高い時のデメリットは大きいです。
最近でいうと、東京電力で1kwhあたり燃料費調整▲8円に対して新電力が3円くらいで、1kwhあたり11円の差があることも多いです。
月の利用量が300kwhの場合は3,300円の差になります。
この金額が多くの新電力会社の料金計算のシミュレーションに表示されず、東京電力が高く見えてしまうだけです。
また、燃料費調整を毎月のように比較する時間、わずかなメリットで電力会社を切り替えたり戻したりする時間も無駄に思えます。
そのような理由で、わたしは東京電力(スタンダードプランS)と東京ガス(一般契約)で契約しています。
さて、そんな東京電力と東京ガスの良い点であった口座振替割引が終了・廃止となっていました。
月55円とわずかな節約ですが楽天デビットカードに切り替えることで同額くらいは還元される見込みです。
わずかな額でも習慣として見についているのか効率的な節約を考えてしまいます。
参考になれば幸いです。